右脳から左脳への転換期(齋藤精一)
12月12日(土) 第四シリーズのイベント「ジグザグダイアログ-右脳と左脳を揺さぶる対話会-」の最終目を開催。ライゾマティクス・アーキテクチャー取締役社長の齋藤精一さんをゲストに、Kudanhouseに対話を行いました。
今回のゲストは齋藤精一さん
1975年神奈川県生まれ。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学び、2000年からNYで活動を開始。その後、フリーランスのクリエイティブとして活躍後、2006年にライゾマティクスを設立。建築で培ったロジカルな思考を基に、アート・コマーシャルの領域で立体・インタラクティブの作品を多数作り続けている。現在、株式会社ライゾマティクス代表取締役社長。グッドデザイン賞2015-2017審査員。2018年、グッドデザイン賞審査委員副委員長。2020年、ドバイ万博日本館クリエイティブアドバイザー。
イベントのはじまりはみーさん(東邦レオ吉川社長)と齋藤さんの雑談から始まりました。近所のお隣さん同氏の立ち話が始まったかのように雑談がスタートし、建築のことや、アートのこと、地方とのプロジェクトなど幅広い話をされていて、より一層斎藤さん正体が分からなくなったところで、斎藤さん含めた参加者とのダイアログが始まりました。
これまでのイベントでは右脳を刺激するような「アート」であったり「カクテル」や「街歩き」をしたうえでダイアログをしてきました。しかし今回第四回目のイベントでは、これまでのイベントで受けた右脳への刺激を左脳へ落とし込む会として、始めから言語化することをフォーカスした会になりました。
イベントではあらゆるテーマに対しダイアログが行われました。様々な自分なりの言葉で発信し、それをみんなでまた解釈し、とても濃厚な時間となりました。
決して悪い意味ではない「モヤモヤ感」、うまく言語化できないけど確かに感じ考えさせられる何かを抱えながら、参加者全員が探求していきたい「問い」を持つことができました。
自分には見えてない世界を見ている人達と出会い対話することで、得られた「モヤモヤ感」をこれからのイベントを通じても考えていけたらと思います。
イベント最後には斎藤さんとみーさんの普段の打ち合わせ風景を見させてもらいました。どのようなポイントで経営者たちは話、どういったテンポで話を進め何を面白いと考え、これから何を打ち出そうとしているかを直接見て聞けたのはとても貴重で面白い経験になりました。
〈結び〉
VUCA時代において問題解決より重要な「問いを立てる力」を、右脳的な「感じる事」と左脳的「考える事」の両方を使いながら様々な体験と対話の中で捉えていく。そうして、社会人も学生も肩書を気にしないプラットフォームをつくる事を目指したイベント。
次回は2021年に開催予定ですので、最新情報はHPや、Facebookをチェックしてください。
Facebook:リンク
<2021年 1月~3月のイベント予定スケジュール>
※日時の変更も可能性としてありますので定期的にHPを見て頂ければと思います。ご了承ください。
・1月23日(土) 17:00~19:00 @ 渋谷QWS
吉井仁美(アートディレクター)
・2月14日(日) 15:00~17:00 @ Numéro TOKYO
田中杏子(Numéro TOKYO編集長/ファッションディレクター)
・2月21日(日) 17:00~20:00 @ kudan house
梅澤高明(ATカーニー日本法人会長/ナイトタイムエコノミー推進協議会理事)
・3月6日(土) 17:00~19:00 @ 日本橋兜町
黒崎輝男(IDEE創始者)
・3月28日(土) 17:00~19:00 @ BioClub
福原志保(バイオアーティスト/研究者/開発者)