オリジナリティーを活かしたイノベーション(後閑慎吾)
11月28日(土) 第四シリーズのイベント「ジグザグダイアログ-右脳と左脳を揺さぶる対話会-」の第二回目を開催。世界一のバーテンダー後閑信吾さんが運営するバー SG Clubに集まり、オリジナルカクテルの体験や、対話を行いました。
今回のゲストは後閑信吾さん
今世界で最も注目されるバーテンダーの一人。
2006年に渡米して以来、 長い海外経験で養った大胆な着想と、 日本人としての繊細さを併せ持ったバーテンディングで、 新しいカクテルの世界を切り開いている。
Bacardi Legacy Cocktail Competition 2012世界大会に米国代表として出場し、 劇的な最終審査を経て優勝。 2017年、 バー業界のアカデミー賞と言われるTales of the Cocktailの「International Bartender of the Year」を受賞。
2019年にはAsia’s 50 Best Barsで個人に対する最高賞「Altos Bartenders’ Bartender」を受賞するとともに、 “バーインダストリーで最も影響力ある100人”を定めるBar World 100に選出される。SG Clubホームページ
今回は渋谷にあるSG Clubにて後閑さんとみーさん(東邦レオ吉川社長)、そして参加者(学生と若手社会人)で「オリジナリティー」について話しました。
後閑さんのこれまでの「過去」の話「現在」の話、そしてこれからの「未来」の話。その中から少し見えてきたオリジナリティーの本質。
「オリジナリティーとは全くの新しいものではなく、これまでの自分の経験や歴史、過去にあるそれぞれの要素の点と点をどの様に繋げるのか、何を繋げるかの<選択>である。」ということ。
後閑さんの場合、日本に存在する芋焼酎と海外文化のカクテル。既にあるものを組み合わせてオリジナリティーのあるカクテルを生み出しました。
またこの発想的なものを、どの様にすれば相手にちゃんと届けられるのか。このデザインがしっかり組み立てると、それが広がりイノベーションに繋がる。そんな事をダイアログの中から感じ学ばせてもらいました。
後閑さんの作られたカクテルを飲ませて頂きながら、みんなで楽しくお話させていただきました。
〈結び〉
VUCA時代において問題解決より重要な「問いを立てる力」を、右脳的な「感じる事」と左脳的「考える事」の両方を使いながら様々な体験と対話の中で捉えていく。そうして、社会人も学生も肩書を気にしないプラットフォームをつくる事を目指したイベント。
次回は2021年に開催予定ですので、最新情報はHPや、Facebookをチェックしてください。