街と個人の多面性を考える(ヴィヴィアン佐藤)
12月4日(金) 第四シリーズのイベント「ジグザグダイアログ-右脳と左脳を揺さぶる対話会-」の第三回目を開催。ドラァグクイーンや観光大使と幅広い活動をされているヴィヴィアン佐藤さんをゲストに、新宿のディープな場所を街歩きし、レズビアンバーBAR GOLD FINGERにて、みんなで対話を行いました。
今回のゲストはヴィヴィアン佐藤さん
日本の非建築家、アーティスト、イラストレーター、パーティイスト、ドラァグ・クイーン、文筆家、映画評論家。幅広い活動をされています。
しかしWikipediaに載っている情報は“嘘ばっかり”と笑いながらおっしゃるヴィヴィアンさん。Wikipediaを否定するわけではないけれども、1つの情報を鵜呑みにするのではなく他のページやwebに載っていない情報こそが大事で、一足飛びにそのものを理解することはできない。という最初のメッセージを伝えて下さったところで、街歩きをしながら、新宿の街について、そしてヴィヴィアンさんについても知っていきたいと思います。
今回の街歩きでは様々なスポットに案内してもらいました。
最終地点は二丁目にあるGOLD FINGERに行き、みんなで飲みながらダイアログしました。
GOLD FINGERとは
日本初にして最大の完全ウーメンオンリーPARTY”GOLD FINGER” DJ,VJ,スタッフ、バーテンダー全て女性によるプロデュースした一夜を入場者も女性のみで楽しむファンタジークラブイヴェント。 LONDONのGAYシーンに影響されて前身イヴェントは何と!1991年にスタート。サイクルの速いクラブイヴェント界の中で長年にわたり着実に、常にONE&ONLYの魅力を放ち続け、絶大な人気を誇る。海外からのデザイナー、モデル、芸能人もお忍びで遊びにくる正にガールズオンリーならではの流行発信地的PARTY。
GOLD FINGERHPはこちら
今回は新宿二丁目や三丁目と新宿の中でもいわゆるディープな場所を街歩きしながら、新宿の歴史を紐解きつつ街や個人の多面性について対話をしました。
新宿という先進的な場所から一見すると、新宿二丁目というのは端に寄せられた小さな場所かもしれない、しかしその場所も含め新宿という街らしさです。
街は「いびつな多面性を持ち画一的にはできない。」新宿の街を歩きながら様々なお話をしました。
これは自分らしさを考えるうえでも大きなヒントになります。ヒトも自分の中に様々な側面を持っており、大きい面もあったり小さい面もあり、点滅している面もあったり、自分でも気付かない面もあったりと多様です。
街も人もいびつな多面体でいて、この多様な側面すべてが「らしさ」なのです。
全てがらしさであるのだから、全てを受け入れる事でさらなる発想と転換ができるようになるかもしれません。
あらゆる街が開発される中で、街のらしさをいかに考えながら発展させるかが大事。人も街も多面体であるからこそ面白いのだと、話の中から感じました。
〈結び〉
VUCA時代において問題解決より重要な「問いを立てる力」を、右脳的な「感じる事」と左脳的「考える事」の両方を使いながら様々な体験と対話の中で捉えていく。そうして、社会人も学生も肩書を気にしないプラットフォームをつくる事を目指したイベント。
次回は2021年に開催予定ですので、最新情報はHPや、Facebookをチェックしてください。
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